戒め

オルゴナイトを作るとき、綺麗な層になるよう
何度かに分けてレジンを硬化させています。




その時使う分のレジンの量を、きちんとわかって用意すればいいのですが
足りなかったらいけないと思い、ついつい作り過ぎてしまいます。


余ったレジンはそのまま保存できないので
何か作らなきゃもったいないのですが

いつもこれといって考えてなく、用意もしてないので
パパッと適当な型に流して、
適当な資材を入れて…とりあえず何か作っとけ!

そんな感じで使うのですが、
出来上がったものを見ると
やっぱりちゃんとデザインして気持ちを込めて作った物とは雲泥の差です。



そういう作品を売るわけにもいかず、かといって捨てるのももったいない
歪で愛情を込められていない物たちが
実は家のあちこちにゴロゴロ転がってます。


そういうのを見る度に、
やっぱりきちんと丁寧に、時間と愛情を込めて作らなきゃいけない
ひとつひとつの作業を、心を込めてやらなきゃいけないと思い知らされているはずなのに…


ある日わたしはやらかしてしまいました。


何故かその週は、とても手間のかかる受注製作のものばかり注文が入り

ちょうど精神的なストレスも溜まってて

体調が最悪な時でした。


「運命の赤い糸レジンリング」

に注文が入っていだのですが発送期日が迫っていて
慌てていたのもあり、最後の仕上げの研磨が足りないかな…
自分でもそうわかっていながら発送してしまったのです。


数日後、いただいた作品評価は★ひとつ。

「素肌につける物なのにつけ心地が悪い、中に封入されているラメやクラッシュシェルが埃やチリにしか見えない、がっかりしました。」

当然のごとく厳しいお言葉でした。



たくさんの出品された作品の中から
せっかくわたしの作品に目を留めて注文してくださったのに
そう思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。


すぐにお詫びのメッセージを送り、
「もしお許しいただけるなら、もう一度作り直させてください」と許可をいただきました。


今度こそ満足していただけるように、
喜んでいただけるように、

心を込めて、作品にもお客様にも愛を込めて作りました。


届いた新しい作品を見たお客様からは、満足のお言葉を頂くことができたので
ほっとひと安心💖


体調や納期を言い訳に適当に仕事をせず
最初からきちんと愛情を込めて丁寧な作業を心がけていればこんな事にはならなかったのに、と大反省な上にお客様にはとんでもないご迷惑をお掛けしてしまいましたが

とても身になる経験でした。




それが、ちょうど一年前くらいの出来事。


今は、自分の体調を整えて万全にしておくのも
納期を守れるようにスケジュール管理するのも仕事のうち。

そして何より、ひとりひとりのお客様
ひとつひとつの作品に対する時間と愛情も
わたしが売っているものに含まれると思ってます。

適当なやっつけ仕事でできた作品なら、作らない方がいい。


もし次にそんな仕事をしてしまったら、
ハンドメイド作品の販売をやめるときかなと考えてます。















天使のおまじないアクセサリー

素直になりたい、素直になれない。 優しくしたい、優しくできない。 寂しくて不安で、心がトゲトゲ。 そんな時、もしもそばに天使がいて「大丈夫、一緒にいるよ」って言ってくれたらきっと、心のトゲトゲも折れて優しく素直になれる気がする。 そんな、あたたかいお守りのようなアクセサリーが作りたいです💖

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